おはようございます。
東急大井町線中延駅前徒歩1分なかのぶ歯科間中広明です。
前回の誤嚥性肺炎に続いての筋膜から顎の関節症について考えていきたいとおもいます。
アナトミートレインさんで定義されるディープフロントラインは、
深層筋だと前回述べました。
筋肉のつながりとしては、
お腹の筋肉である横隔膜→胸郭(肋骨)→胸鎖乳突筋→
側頭骨(頭の横側)→斜角筋⇔首の骨に回って戻ってきます。
胸鎖乳突筋は側頭骨とつながっていますので、
つながっている部分の不全あれば引っ張られる事によって
左右どちらかの頭痛が起こりえます。
また頭痛の中でも頭の横側が痛む人はココが
原因の可能性があるといっても良いとおもいます。
首の横の筋肉である胸鎖乳突筋は側頭骨(頭の横)に付着します。
胸鎖乳突筋が左右どちらかに引っ張られることにより側頭骨が
回転させられます。
側頭骨が後ろ回りに引っ張られると、顎関節は後ろに引かれます。
片方の顎関節が後ろにズレて、
もう片方は通常の位置から前に引かれます。
この結果、反対側の顎関節が開き、不安定になる為、
顎関節症にもなりやすくなると考えられます。
対処法としては?
・良く歩き、良く噛むなど、生活習慣を整えましょう
・腰が痛いなどの問題がある場合は、腰のストレッチなどでほぐしていきましょう。
・噛み締め癖などがある方は普段から歯と歯を離すように気をつけましょう
・筋、筋膜のつながりからのアプローチを当院ではスタートしました。
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