おはようございます。
今日は歯を強くしてくる「フッ素」についてお話をしていきます。
フッ素は自然界にも多くある元素でお野菜などに多く含まれています。
歯科でのフッ素は、歯磨き粉に含まれていたり、歯を強くするためにで
塗る薬(医薬品)です。
歯石除去やクリーニングしたあとの歯に塗って膜を作れば、
汚れがつきづらくなります。
そのため虫歯菌から歯を守ることできるので、
虫歯予防に大きく活躍しています
フッ素の効果とはにどのようなものなのでしょうか?
・歯の質を強くする
乳歯や生えたての歯は軟らかく弱いため、フッ素によって表面を
溶けにくい性質に改良できます。歯のコーティングと考えてください
・歯の修復を促進する
フッ素は、食事の後にキズついた歯にカルシウムやリンを再沈着(再石灰化)
させる働きがあり、歯の修復を促進します。
・酸産生を抑える
酸産生とは、細菌が(歯を溶かす働きのある)酸を作ることです。
フッ素は、ムシ歯菌の働きを弱めたり、ムシ歯菌が作りだす酸の量を抑えたり
します。
そんなフッ素はいつからはじめればよいの?
歯は、生えたての時期ほどフッ素をよく取り込むと言われています。
下の前歯に乳歯が生えてくる 6~7 ヶ月頃から、フッ素は可能です。
ただ無理して塗る必要はないと考えています。
ご相談ください。
フッ素はムシ歯予防に非常に効果的ですが、フッ素だけでは完全にムシ歯を
予防することはできないので
「正しい歯みがき」を毎日行うことや「食生活」にも
関心をもっていきたいですね。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。