なかのぶ歯科 歯の豆知識

東京都品川区中延駅前のなかのぶ歯科です。 なかのぶ歯科では、定期検診を重視し、むし歯や歯周病を予防するお口の環境を作り上げるのをお手伝いするやさしい歯医者さんとして地域に密着した歯科医院を目指しています.

肩がこると、歯も痛くなる?

おはようございます。

 

東急大井町線 中延駅前 徒歩1分 なかのぶ歯科 間中広明です。

 
今日は肩コリについてのお話です。
 
患者さんによく聞かれることの一つに
 
「肩こりから歯の痛みって出ますか?」
 
「肩コリって歯と関係ありますか?」
 
というのがあります。
 
こちらでは肩こりと歯痛の関係について当院の考えを紹介します。
 
「肩がこるから歯が痛くなるのか?」
 
「歯が痛いから肩がこりだすのか?」
 
という問題ですが、これはどちらも有りえると考えています。
 
 
どちらも順に説明していきたいと思います。
 
最初に「肩がこると歯が痛くなるのか?」からですが、

まず、肩こりの原因についてですが、これは実に様々ですが、
 
圧倒的に大多数なのは不良姿勢が原因の肩こりであります。
 
例えばとしてあげると、猫背やストレートネックがわかりやすいと思います。
 
これは、どういったことなのでしょうか?
 
人の頭の重さというの、だいたい4.5kgほどあるといわれています。
 
重そうですよね。お米を買われたことがある方ならお分かりかと思いますが、
 
その重さのものが首の上に乗っているわけです。
 
この重しが前にずれたり、後ろにずれたりしたら、
 
どうでしょうか?
 
他のところの筋肉が引き延ばされたり、ねじられたりしそうではないですか?
 
 
つまり、胴体の上に首と頭があると首と頭を支える筋肉は安定するといっても過言ではないでしょう。
 
しかし、首が前傾して頭が体幹の軸からはずれると筋肉は緊張を強いられます。
 
もうお分かりと思いますが、この筋肉の緊張が肩こりの元です。
 
 
ですから、体幹の軸より首や頭が前傾してしまうような姿勢、例えばデスクワーク、パソコン、車の運転、あるいは猫背などはすべて肩こりの原因となるのです。
 
そして、歯との関係ですが、
 
この首が前傾してしまう姿勢の時だと、顎が後ろへ引かれます。
 
アゴはわずかですが、後ろにずれますと、下アゴに載っている下の歯も
 
一緒に後方にずれますので、上の歯とのかみ合わせに変化が出てしまいます。
 
ですから、歯が浮くと感じたり、痛くなったりということが生じてしまいます。
す。
 
 当院の治療の考え方ですが、下アゴが後方に引かれてしまって、かみ合わせがずれてしまうのが大元の原因ですから、
 
まずはずれてしまった下アゴの位置を元に戻してあげることが治療の第一選択と考えております。

次に、
 
「歯が痛くなると肩こりが出るか?」
 
というのは、歯が痛くなりますと、痛さのあまり意識してしまうため、
 
かみ合わせやかみ方が変わってしまうのは想像に難くないと思います。
 
 
アゴ、首そして肩は筋肉でつながっていますので、
 
その辺りのバランスがくずれるとおかしな筋肉の緊張、
 
つまり肩こりとなると考えてもらってよいと思います。
 
身体は、全部がつながっているため、すべてが姿勢の変化ともいえないとは思いますが、こういった視点は必要ではないかと思います。
 
健康的な生活を送るためには、正しい姿勢、生活習慣をこころがけてくださいね
 
最後までお読みいただきありがとうございます
 
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